数の理解シリーズでは、
① 一対一対応
② 1〜3の理解(サブタイジング)
③ 5のまとまり
④ 10の理解
を紹介してきました。
ここまで理解が進むと、
次に出てくるのが
**「大きな数」**です。
例えば、
12
25
48
といった数です。
こうした数を理解するために大切なのが、
位(くらい)
という考え方です。
位とは?
位とは、
数の中での役割を表す場所のこと。
例えば、
23
という数は、
20 と 3
に分けることができます。
これは、
- 2 → 十の位
- 3 → 一の位
という意味です。
つまり、
23
= 10が2つ + 3
ということです。

わざわざ分けなくてもいいんじゃないんですか?



実は、それぞれの数字には“役割”があります。
位は「部屋分け」で考えると分かりやすい
子どもにとって「十の位・一の位」という言葉は
少し難しいことがあります。
そんなときは、
位を部屋分けして考える
方法がおすすめです。
例えば、
🏠 十の部屋
🏠 一の部屋
というイメージです。
23なら、
十の部屋 → 2
一の部屋 → 3
と考えます。
すると、
「10が2つと3」
という意味が自然に分かるようになります。
10の理解がここで生きてくる
前回の記事では、
10を1つのまとまりとして考える
という話をしました。
この理解があると、
23
= 10が2つ + 3
という考え方がスムーズになります。
つまり、
10の理解 → 位の理解
につながるのです。
位の理解が弱いと起こりやすいこと
位の理解が不十分だと、
- 数の大きさが分かりにくい
- 2桁の計算が難しい
- 繰り上がり・繰り下がりが混乱する
ということが起こりやすくなります。
逆に、
位を部屋分けして理解できると、
- 数の仕組みが分かる
- 大きな数も整理して考えられる
- 計算が理解しやすくなる
という変化が見られます。
家庭でできる「位の部屋分け遊び」
位の理解は、
遊びの中でも育てることができます。
① 10のかたまりを作る
ブロックやおはじきを使って、
10個 → 1かたまり
にします。
例えば、
14
→ 10と4
17
→ 10と7
と分けます。
② 位の箱を作る
紙に2つの箱を書きます。
十の部屋
一の部屋
数字カードを入れて、
36 → 十の部屋3 / 一の部屋6
と考える遊びです。
③ 数を分けてみる
「23はどうやってできている?」
と聞き、
10 + 10 + 3
という形で考えてみます。



我が子は、大きな数が苦手そうです。



位で整理して考えると、数はぐっと分かりやすくなります。
数の理解はここまでつながる
このシリーズでは、
① 一対一対応
② 1〜3の理解(サブタイジング)
③ 5のまとまり
④ 10の理解
⑤ 位の理解(大きな数)
という流れで、
数の理解の土台を紹介してきました。
この順番が整うと、
- 足し算
- 引き算
- 繰り上がり計算
- 2桁の計算
などが理解しやすくなります。
まとめ|大きな数は「部屋分け」で考える
大きな数を理解するポイントは、
位で整理して考えること。
十の位
一の位
という「部屋分け」ができると、
数の仕組みがはっきり見えてきます。
その土台には、
- 5のまとまり
- 10の理解
があります。
焦らず、順番に積み重ねていくことが
算数を得意にする近道です。
数の理解シリーズ
▶ 【数の理解①】一対一対応
▶ 【数の理解②】1〜3の理解(サブタイジング)
▶ 【数の理解③】5のまとまり
▶ 【数の理解④】10の理解
▶ 【数の理解⑤】位を部屋分け「大きな数」(この記事)








コメント