算数が苦手になる本当の理由は「数の意味」〜数の合成と分解が理解のカギ〜

「計算はできるのに、文章題になるとできない」

「繰り上がりや繰り下がりになると急に苦手になる」

このような相談をよく聞きます。

実はその原因の多くは
計算力ではありません。

本当の原因は

「数の意味」を理解していないこと

にあります。

そして、その理解にとても大切なのが

数の合成と分解

という考え方です。

この記事では
算数の理解の土台になる

  • 数の意味
  • 数の合成と分解

について紹介します。


目次

計算ができても算数が得意とは限らない

算数というと、多くの人は

  • 足し算
  • 引き算
  • かけ算
  • 割り算

といった計算を思い浮かべます。

しかし算数の本当の土台は

数を理解すること

です。

うちの子は計算はできるんですが、文章題が苦手です。

これはとてもよくあることです。
計算は、やり方を覚えればできることも多いからです。

しかし文章題では

  • 数の意味
  • 数量の関係

を理解していないと解くことができません。


子どもにとって「数」はとても抽象的

大人にとって
「3」という数は当たり前のものです。

しかし子どもにとっては
とても抽象的な概念です。

例えば

3という数は

  • りんご3こ
  • どんぐり3こ
  • おはじき3こ

など、いろいろなものを表します。

同じ3なのに、物が変わると混乱することがあります。

これは自然なことです。
子どもは、最初は物と数をセットで覚えるからです。

しかし算数では

物が変わっても

数は同じ

という理解が必要になります。


数の理解のカギは「数の合成と分解」

算数では

数を組み合わせたり、分けたりする力

がとても大切です。

これを

数の合成と分解

と言います。

例えば

8という数は

  • 5と3
  • 4と4
  • 6と2

などに分けることができます。

逆に

5と3を合わせると
8になります。

これが

  • 数の分解(分ける)
  • 数の合成(合わせる)

です。

これって計算とは違うんですか?

実は、計算の土台が数の合成と分解です。

例えば

8 + 7

を考えるとき

7を

2と5

に分けると

8 + 2 + 5

になります。

すると

10 + 5

になります。

これはまさに

数の分解と合成

を使って計算しています。


数は「まとまり」で考える

算数では数を

まとまり

として考えることが重要です。

例えば

37という数は

30 + 7

つまり

  • 10が3つ
  • 1が7つ

という構造になっています。

数字は読めるのに、繰り上がりになると混乱します。

それは、10のまとまりの理解が十分でない可能性があります。

算数では

  • 10のまとまり
  • 100のまとまり
  • 1000のまとまり

という考え方がとても大切になります。


数の理解を助ける「タイル」

数の合成や分解を理解するためには

目で見える形

にすることがとても効果的です。

そこで役に立つのが

数タイルです。

タイルを使うと

  • 数を並べる
  • 数を分ける
  • 数をまとめる

といったことが
目で見て分かるようになります。

タイルって低学年の教材ですよね?

実はそうとは限りません。
タイルは
・大きな数
・かけ算
・わり算
など
算数のいろいろな場面で使える教材です。

このサイトでは
タイルをキャラクターにした

「たいるん」

と一緒に、数の理解を学べる教材を紹介しています。


算数が得意な子は「数をイメージできる」

算数が得意な子は、

計算が速いというより

数をイメージしています。

例えば

25という数を見たとき

  • 20と5
  • 10が2つと1が5つ

というように考えています。

これは

数の分解

が自然にできている状態です。

このように

数の構造が見えること

が算数の理解につながります。


まとめ

算数が苦手になる原因の多くは

計算力ではなく
数の意味の理解

にあります。

そしてその理解のカギになるのが

数の合成と分解

です。

数を

  • 見て
  • 並べて
  • 分けて
  • まとめて

考えることで

算数の理解は大きく変わります。

このサイトでは

  • 数の理解シリーズ
  • タイル教材(たいるん)
  • 算数プリント

などを通して

数の理解を深める学習

を紹介しています。

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